自分が都市部には住んでいない。他者とのコミュニケーションの、比較的密接な場所で生活しているのを前提に。人の子の親になって気がつく事に「外での自分と子供の振舞いは、他の人から意外に見られている」というものがあり。
今日も、いつものように子供を送っていった保育所で。同じクラスのお母さんから「おもちゃの店で、何々ちゃんと楽しそうにしていましたね」と、明るい調子で子供といた事実を指摘され。
「ええ。奥さんが用事で家を空けていた為、一日子供の面倒を見ていましたよ」と冷静に、つとめて平静を装い受け答えしつつも内心。
「子供よりも熱心に、ドキドキ!プリキュアのグッズを物色していた様子を、まさか見られてはいるまいな」。
「『今時の版権絵は出来が良い、良すぎて隙が無さすぎる。以前の版権物には存在したユルさが懐かしい』『否々、それは単純に拙者が歳をとった証拠でござろう。イヤハヤなんとも、小言老人には成りたく無いものですな。用心めされよ、ドゥフフ(爆)』と、プリキュアグッズを手に。独り言を大声でつぶやいている姿を見られてはいなかっただろうな」。
そう内心冷や汗をかいていました。
人の子の親になってからは。一層、外での立ち振る舞いに気をつけるように我が身を戒める次第。