Voigtlander NOKTON 10.5mm F0.95

 くどくどと何度もつづってきた多忙な状況を乗り越えたのち。初となる繁忙期を越えた自分への、自分からの褒美として。
 そうでもしないと、自分などに賞与や寸志、鼻薬や人参の類をくださる存在などこの広い世界のどこにも存在しないので、自ら自身への褒美としてカメラのレンズを一本。

 ちょうど発売して日も浅い。その数値に大きく興味をかき立てられていた「Voigtlander NOKTON 10.5mm F0.95」を購入。

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 カメラのレンズなんてものは、保管庫に後生大事に収納したまま愛でるためだけに存在しているのではない。やはりカメラ本体に装着して振りまわしてなんぼのものだと思うので。
 さっそく外に持ち出し撮ってみた。

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 -Nokt-が名前の由来である通り、夜から生まれでたるこのレンズ。
 三脚を使わず手持ちでも、この程度の情景を簡単に撮ることが出来る。

 ちなみに日中の撮影においても。10.5mm、35mm判で21mm相当と、フルサイズ換算でもそうとう広角ぎみの画角に加え、開放F値0.95のレンズは明るいところで使ってみてもかなり面白い。

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 もともと煩型からは「不自然な画作り」「味付けがわざとらしすぎる」と揶揄されがちなオリンパスのカメラと組み合わせることで、肯定的な意味において自然でない雰囲気のものになる。

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 というわけで。購入前は下手物レンズかもしれないと予想していたものの、その予想は良い方向性に上書きされ。その癖も美点として受けいれられて、自身のカメラ環境においては一線級どころか、我が第九師団として。今ではカメラを持ち出す際の常用レンズとしていつも装着しています。

前回の更新から今日まで

 数ヶ月更新が滞っていたものの、何か特別が事があったわけでもなく、いつも通りの繁忙期に入っていたため、仕事と家庭以外のことが出来なかっただけで、また今日から。年の終わりの繁忙期に入るまでの間、更新作業をしていこうと思います。

 とりあえず何かといえば、繁忙期が終わった後に買ったノクトンについてかなあ。