冬の気配もすぐ傍に感じるようになった或る日。
確実に年内最後になる私事による休みを捻出し、数か月前に購入したレンズ。フォクトレンダー NOKTON 10.5mm F0.95に、今ではすっかりお馴染みのものになったOM-D E-M1を手にして写真を撮りにゆく。そう明確な目的のもと外出してきた。
写真を見る限りでは小春日和とも感じる快晴なれど。
山の上に始発駅のあるトロッコ電車に乗り、さらなる奥深き山の中を進んでいくので。厳重な防寒装備で臨んだものの、予想をはるかに上回る寒さに震えながら。
ただ良さそうな写真を撮りたい。それだけをモチベーションに終着駅まで辛抱しました。
おかげさまで、行ってきた甲斐はあった。撮ってきた写真を帰宅後確認して、改めて思い。
数年前までは、何の気なしに出かけていた様々な場所や、凡庸な感想と共に眺めていた色々な風景も。
写真という要素がひとつ加えられるだけで、受動的にも能動的にも相当見えかたが変わってくるものだと改めて認識。
そして、今回初めての試みとして、カメラの動画機能を子供の記録以外の用途で初めて使用してみたところ、思いのほか面白いものになったので。
動画を後日どこかにアップしてみようと思います。