音楽を聴き続けてゆく愉しみ

 ロバート・グラスパー、Robert Glasperのインタビュー記事を読み。
 ロバート・グラスパーが最新アルバム『Black Radio 2』を製作するにあたり。コモン、Commonの『Like Water for Chocolate』から大きく影響を受けたとの記述を見て、興味がわき実際に聴いてみたくなり。
 『Like Water for Chocolate』を購入。

20140322

 そして一聴して「この音の感じを自分は知っている。全く知らなかった音楽ではない」と、クレジットを見てみると。アルバム中、多くの楽曲をJay DeeことJ Dilla、J・ディラが手がけているのを知る。

 最初はテクノとアニソン一辺倒だったものが、関連付けから関連付けへとたどってゆくように、それ以外の様々なジャンルも聴くようになり、徐々に自分の好きな音楽の地図が広がっていく。また自分の地図の中の、全く無関係に思えたものに実は関連があるのを知る驚きも。音楽を聴き続けてゆく動機の大きな要素であるし、楽しさでもある。

 とはいえ、体内のテクノが不足しているようにも感じたので。ホアン・アトキンズ、Juan Atkinsとモーリッツ・フォン・オズワルド、Moritz von Oswaldとの共作『Borderland』と。
 ルーク・ヴァイバート、Luke Vibertの『Chicago Detroit Redruth』も、あわせて購入。