カテゴリー別アーカイブ: 写真

子供が出来てから初めての本格的な旅行に行ってきた

 お伊勢参りに一度も行ったことがなかったので一度はしておこうと。子供が出来てから初めての本格的な家族旅行を兼ね、伊勢志摩方面に行ってきた。

 未明に家を出発し、高速道路をひた走り、伊勢方面に着く。

2014062601

 こんな車が普通に、駐車場に停められているのを見て「一生に一度はお伊勢参りと吉原」の言葉があったくらい、江戸時代から大勢の人が往来する一大観光地にやってきたのを実感。

2014062602

 伊勢神宮に到着。ここで、事前に連絡していた奥さんの友人。今は伊勢近郊に住んでいる友人夫婦と子供達と合流。皆で内宮へ行く。

2014062603

 お伊勢参りを思いついた際に特別参拝。前もって地元の神社を通じて申し込みをしておけば、一般参拝者は立ち入れない内宮のさらに奥まで入る特別参拝が可能である。とのことを知っていたので申し込みをしたものの。細かい情報や心得を聞くと当事者だけでなく、子供も含めた同行者すべて、きちんとした正装をするのが当然の礼儀でしょうといわれ、特別参拝は断念したのだけど。
 残念だったが結果的にそれでよかった。自分達の子供に加え、奥さんの友人の子供達も含め未就学児を何人も連れて、何かかしこまったことをするなんて到底無理。

2014062604

 小さな子供達の面倒をみながら、写真に収めたい場所を見つけてカメラを構えて、カメラのマニュアルモードで露出やシャッター速度等を細かく調整して、なんて芸当も到底無理。上の写真を撮っている間にも、奥さんの友人の子供が水の中に入ろうとして、悠長に気の利いた構図を考える時間なんてあるはずが無い。

2014062605

 古くはフィルムカメラの時代において。カメラというよりもレンズ付きフィルムというべき、撮りっきりコニカや写ルンです等の製品が一世を風靡し。今では殆どの携帯電話に付属しているカメラ機能が、それらの担っていた位置に収まり。観光地やイベントに行くと当たり前のように携帯をかざしている家族やグループを見るようになった。むしろいない方が不自然に感じる。それが当たり前の光景になって久しいが。
 家族やグループでの旅行においては。写真としての出来や見てくれなんかよりも、その時その場所で即座に思い出の記念写真を撮ることのほうがはるかに重要で。
 そう考えると、どんなにカメラの性能が進化して、高機能なものになったとしても。手軽さと気軽さに優るカメラ付き携帯が、もしくはそれに相当するものが無くなることはないと強く思った。

 というわけで、今回の旅行は皆が集まっての、または子供を収めた写真が中心になりました。

2014062606

2014062607

 上の写真は宿泊したホテルと、ホテルの中のバーで。ちゃんと子供同伴と写真撮影の許可をもらっています。

子供の生活発表会のビデオ

 先日、子供の通っている保育所の生活発表会が開かれたので。今こそ昨年購入したオリンパスのデジタルカメラ。OM-D E-M1の真価が発揮される時と(レンズ交換式デジタルカメラの動画撮影機能は、まったくもって馬鹿にできない)子供の様子を映像に収め。

20140428

 後日、アドビの映像編集ソフト。プレミアを使って(最近になってアドビが始めた、ソフトウェアの使用期間を一ヶ月単位で区切って販売する方法。特定の専門作業を年がら年中している訳では無いが、たまに自宅で使いたいユーザーにはなかなか便利な販売方法だと思う)カメラを振った際やズームした前後に生じる、いささか見栄えのよくない箇所を切り取り。
 切り取った場面と場面とが違和感なく繋がって見えるようにと(リーズナブルな映像編集ソフトにありがちな「ワイプしてまっせ!」「画面が切り替わってまんがな!」と大声で主張しているような効果は、個人的にどうしても好きになれないので。多少高価になってもプレミアを使ってしまう)編集をしているうち。
 カメラを固定して遠景をずっと撮っているものと、子供におおきく寄った近景を撮っているものとのカメラが二台あれば。いや、手持ちのカメラとあわせて三台あれば。そして三つの視点で撮ったものを編集して一本の映像にすれば、もっと見栄えの良いものになるのでは、との思いと。
 たかが子供を撮った映像に、なにをそこまでこだわる必要がある。との二つの相反する思いが作業の間、ずっと交錯し続けるのでした。