私的な年賀状。友人知人の方々から頂いた年賀状への返信としての年賀状がようやく。しかし自分にとっては異例のペースで完成。

　ここ数年、ひょっとすると10年近く。その部分はしっかりさせている建前用の年賀状とは別に、私用の年賀状の為の年賀はがきも常に購入しているものの、お年玉付き年賀はがきに記入されている当選番号の、抽選発表の期日に間に合った年が無い。
　それどころか。昨年10月16日にも記しているように、昨年にいたっては一年も半ばを過ぎた頃にようやく完成する有り様で。
　しかし今年は。お年玉付き年賀はがきの抽選発表の期日までになんとか間に合わせる形で完成。

　理由は明白で。自分自身、忙しい毎日は忙しいなりの、時間の捻出にも少しずつ慣れてきたのと。
　もうひとつの大きな理由として。子供がその成長とともに病気にかかりにくくなっている、昨年一昨年に比べ仕事を休んで看病する事がはるかに少なくなっているので、その部分がそのまま見込み通り年賀状製作の時間に割り当てられ。
　結果、自分でも驚くくらい支障無く、おおむね予定通りに作業を進める事が出来ました。

　出来上がってみると、完成した年賀状の出来自体にはおおいに不満足があるものの（自分でもケチをつけたい部分は色々あるが。そもそも、午年としての記号を入れる為の嘘とはいえ。ポニーテールの上にカウボーイハットは無理があるだろう）とはいえ、期日を大幅に遅れる事なくなんとか完成にこぎつけられたのには大満足で。
　昨年一昨年の愍然たる状態を思うと、年の初めから幸先よい。きっと自分の半生にとっての最下は過ぎ去ったに違いない。

　この調子で今年からは。手をつけようと思って、手をつけたまま棚晒しになっていたあれやこれやにも少しずつ取り掛かっていきたいものです。

　とりあえずはツイッターを始めた頃から、やろうやろうと思っていたプロフィール画像の自作だな。

　年始に。お世話になった皆様から頂いた年賀状へのお返しとして、わずかながら、それでも精一杯の気持ちを込め。自作の年賀状を作り続けていまして。

　しかし結婚後は、なかなか思うように時間が作れず。元旦に届くようにどころか、一月を超え二月も半ばを過ぎた頃にようやく完成する、どうにも愍然な状態が続いていたのに加え。
　子供が出来てからは、それまでに輪をかけて思うように時間を作れなくなり。この年賀状にいたっては、一年も半ばを過ぎた頃、夏の気配も感じられる頃に、ようやっと完成する。もう、いったい何の為の年賀状なのか、作っている自分も訳が判らなくなって。

　しかし。しかしながら来年こそは。来年以降からこそは。
　一昨年から今年の前半が、半生において最も儘ならない状態だった。多忙なりの時間の捻出にも慣れてきた、育児にも慣れてきたこれからは、多少なりとも楽観的解決を期待できるのでは。

　そう思っています。思いたい。

　とかいって。来年の年賀状を、年賀状そのものの目的に則した状態にするには、今から作り始めなければいけないか。